キラ「よかったらまた晩ご飯を食べにこないかい?」
シン「いいんですか!?」
キラ「うん、ルナマリアと一緒にね」
シン「俺、ルナを呼んできます!」ルナマリアを探して走っていく
キラ「シンって、ちょっとウザいよね」笑い
アスラン「」フラッと通路から出てくる
キラ「あ、アスラン!」
アスラン「たまたま通りかかったんだ」
キラ「そうだ、アスランも晩ご飯を食べにこない?」
アスラン「いや、遠慮しておく」
アスラン「それよりキラ、なぜそんなにシンと仲良くできるんだ!?」
キラ「え?」
アスラン「あの生意気なシンがか!?」
キラ「生意気?ちょっとウザイけど生意気ではないよね」
アスラン「ちょっと喋ると口答えしてくるあのシンがか!?」
キラ「シンが口答えしたことなんて一度もないよ」
アスラン「ウソをつくな!」
アスラン「それにお調子者で、勝手なことばかりするやつだろうが!」
キラ「あのシンがかい?」
キラ「僕にとってシンは素直で正義感にあふれていて弱い人をほうっておけないちょっと危なっかしいけど頼れる子だよ」
アスラン「あのシンがか!?」
アスラン「信じられん…」
ルナマリア「隊長~!ごめんなさい、シンがまた迷惑かけたみたいで」
キラ「迷惑なんかじゃないよ」
キラ「晩ご飯は大勢で食べた方がおいしいからね」
ルナマリア「隊長と総裁がいいんでしたらお邪魔します」
キラ「ラクスもきっと喜ぶよ」
シン「じゃあ、お邪魔します」
キラ「うん、車まで行こうか」
シン「俺、運転します!」
キラ「いいの?じゃあ頼むね」
アスラン「おい!」
アスラン「いたんですかじゃないだろう!気づいていただろうが!」
シン「気づいてたって別に話すことなんてありませんよ」
アスラン「あいさつくらいできないのか!?」
シン「はいはい、こんばんは」
アスラン「なんだその態度は!」
キラ「まぁまぁアスラン」
キラ「シン、そういう態度はよくないよ」
シン「隊長…」
シン「すみません」
アスラン「」イライラ
キラ「ごめんアスラン。もう行かないと」
シン「隊長、ありがとうございます」
アスラン「ありがとうございますだと!?まるでウザイやつから解放してもらったみたいな口振りじゃないか!」
シン「そんなこと言ってないでしょ!」
アスラン「お前の態度でわかるだろうが!」
キラ「アスラン!」
キラ「もう行こうシン、ルナマリア」
シン「はい!」
ルナマリア「はーい」
アスラン「」
シン「」どんっ アスランにわざとぶつかる
アスラン「シン!」
シン「すみませんでした~!」
アスラン「この!」シンを殴ろうとする
キラ「落ち着いてアスラン!」
アスラン「これが落ち着いていられる状況か!」
キラ「シン、先に車まで行っててくれ」
シン「は~い!」
キラ「アスランの気持ちもわかるけど」
キラ「シンはアスランを嫌ってるみたいだから関わらないようにしてあげたらどうだい?」
アスラン「ふざけるな!」
アスラン「なぜ俺が嫌われ者みたいな立場なんだ!」
キラ「君の言うこともわかるけど」
アスラン「いいかキラ!これ以上シンを調子に乗らせるな!」
アスラン「シンを指導するのは上官であるお前の役割だろうが!」
キラ「うん、わかったよ。シンには僕から言っておくから」
アスラン「強く言うんだぞ!なんなら殴ってでも改めさせるんだ!」
キラ「殴るのはちょっと、僕にはできないよ」
アスラン「あまやかすな!」
キラ「シンには僕から強く言っておくよ」
キラ「じゃあねアスラン」
アスラン「くれぐれもあまやかすなよ!くれぐれも!」
シン「いいんですよ、アスランにはあれくらいで」
キラ「シン、僕は真剣に言っているんだ」
シン「す、すみません…」しょぼん
キラ「(落ち込ませちゃったな)」
キラ「この話はここまでにしよう」
キラ「ラクスがたくさん料理を作るって張り切ってるみたいだよ」
シン「総裁の料理っておいしいからいくらでも食べられますよ!」
キラ「シン、もうオフだから総裁なんて堅苦しい呼び方しなくていいよ」
シン「はい!」
ルナマリア「もっと早く言ってくだされば晩ご飯の準備のお手伝いができたのに」
キラ「ごめんごめん、ちょっと突然だったね」
キラ「次からは早めに言うよ。そのときはラクスの手伝いをしてくれるかい?」
ルナマリア「もちろんです!」
オーブ
アスラン「カガリ、俺だ」
カガリ「アスラン、急にどうしたんだ?」
アスラン「コンパスの任務で近くまで来たから顔を見にきたんだ」
アスラン「顔を見に来ただけで、時間はあまり取れないがな」
カガリ「そうか、忙しいな、お前は」
アスラン「え?」
カガリ「お前と一緒だよ。近くまで来たから顔を見にきてくれたんだ」
アスラン「だがシンは」
カガリ「シンがどうかしたのか?」
アスラン「いや…」
カガリ「もしかしてシンがまだ私を憎んでいると思っているのか?」
アスラン「違うのか?」
カガリ「私とシンはもう大親友だぞ」
アスラン「え?」
カガリ「コンパスの理念を信じて戦争根絶のために戦ってくれている」
カガリ「戦争根絶なんて笑い話かもしれないけど、あいつは本気でそれを実現しようとしている」
カガリ「優しいやつだ」
アスラン「本当にもう君に歯向かったりしないのか?」
カガリ「しないぞ」
カガリ「むしろ尊敬されている」
アスラン「尊敬?」
カガリ「私がオーブの理念を貫いているとわかってくれてな」
カガリ「応援してますって」
カガリ「シンの家族についてはオーブにも悪いところがあったんだ」
カガリ「でもシンはもうそれにとらわれてはいない」
アスラン「だがやつは元々の性格が良くない」
アスラン「調子に乗って口を滑らせたりするだろう」
カガリ「お前はあいつをなんだと思っているんだ?」
アスラン「」
カガリ「だけど人を傷つけるようなことは言わない」
カガリ「ちょっと馴れ馴れしいときはあるがな」
アスラン「そ、そんなバカな…」
アスラン「あのシンがか?」
カガリ「だから、どのシンなんだ。お前の言ってるシンは」
アスラン「シンは君になついているのか?」
カガリ「なつく?犬じゃないんだから」
カガリ「でも、ちょっと犬みたいなやつだよな」
カガリ「いつもニコニコ笑ってるし」
アスラン「あいつがニコニコ笑う?」
アスラン「あいつは人を見下したような笑いしかしないやつだ」
カガリ「シンはそういうやつじゃないだろ」
アスラン「そんなウソだ」
アスラン「あんなに憎んでいたのに」
アスラン「キラにもなついているし」
アスラン「ま、まさか、シンになつかれていないのは」
アスラン「俺だけなのか?」
アスラン「メイリン!メイリン!」
アスラン「お前、シンとはどういう関係だ!?」
メイリン「シンですか?普通に友達ですけど」
アスラン「友達だと!?なついているのか!?」
メイリン「なつくって…。仲はいいですけど」
アスラン「あいつと仲が良いやつがルナマリアとレイ以外にいるのか!?」
メイリン「シンって友達多いですけど」
アスラン「」
回想
レイ「迷惑です」
回想終わり
アスラン「(嫌われていたのは、俺か?)」
メイリン「でもシンがお義兄さんってちょっとイヤかも」
アスラン「すまんメイリン、俺はもう行く」
メイリン「どこに行くんですか?」
アスラン「ラクスのところだ」
アスラン「確認しなければいけないことがある」
メイリン「そうですか、いってらっしゃい」
ラクス「シンですか?」
ラクス「優しくて良い子ですよ」
アスラン「なんだと…」
ラクス「キラによくなついていて、私にもとてもよくしてくれます」
ラクス「弟がいればあんな感じなのでしょうね」
アスラン「あいつが…弟…」
ラクス「いつもニコニコ笑っていて、本当に強い子です」
ラクス「私も励まされています」
アスラン「そ、そうか…」
ラクス「ところでアスランはなんの御用で来られたのですか?」
アスラン「……俺はシンに嫌われているんだ」
ラクス「まぁ…」
ラクス「アスランは冗談がお上手ですわね」
ラクス「シンは誰かを嫌うような人ではありませんわ」
アスラン「」
シン「げっ!」
アスラン「げっ、じゃない!」
アスラン「ずいぶんと評判がいいじゃないか!」
アスラン「その生意気な態度は俺にだけみたいだな!」
アスラン「俺の何が気に入らないんだ!?」
シン「は?なんですか、それ?」
シン「はっきり言わせてもらいますけどね」
シン「あんたの部下になれば誰だってこうなりますよ!」
アスラン「」
回想
レイ「迷惑です」
回想終わり
アスラン「俺のせいなのか?」
シン「嫌われ者なんですね」
アスラン「シン、俺は何がいけないんだ?」
シン「知りませんよ」
シン「生理的に無理です」
シン「俺もう行きますから」
シン「そんなに思いつめることもないんじゃないですか」
シン「今までそれで困ったこともないんでしょ」
シン「それじゃ!」
アスラン「なまいきな…ん?」
回想
シン「そんなに思いつめることもないんじゃないですか」
シン「今までそれで困ったこともないんでしょ」
回想終わり
アスラン「なぐさめられていたのか、俺は」気づき
アスラン「良いやつだな、あいつは」
シン「絶対イヤですけど」
アスラン「そんなに嫌うこともないじゃないか」
アスラン「おごってやるよ」
シン「…ルナも一緒でいいですか?」
シン「それなら行ってあげてもいいですけど」
アスラン「連れて来い」
シン「はいはい、わかりましたよ」
シン「じゃあルナを探してきます」
アスラン「(問題があったのは俺か…)」
終わり
5ちゃんねる 元スレ: https://mi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1773392155/
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